Daft Punk - Something About Us (Official Video)
Something About Us - Daft Punk
from the album "Discovery" (2001)
It might not be the right time
もしかしたら今がその時じゃないのかもしれないけれど
I might not be the right one
もしかしたらぼくが言うべきじゃないのかもしれないけれど
But there's something about us I want to say
でもぼくたちには何かあるってことが言いたいのさ
'Cause there's something between us anyway
だってぼくらの間には何かがあるからね
I might not be the right one
もしかしたらぼくが言うべきじゃないのかもしれないけれど
It might not be the right time
もしかしたら今がその時じゃないのかもしれないけれど
But there's something about us I've got to do
でもぼくたちについてやらなければならないことがあって
Some kind of secret I will share with you
秘密にしていたことをこれから君に言うね
I need you more than anything in my life
なによりも君が大切で
I want you more than anything in my life
なによりも君が必要で
I'll miss you more than anyone in my life
他の誰より君に会えなくなることが悲しくて
I love you more than anyone in my life
誰よりも君を愛してるってことを
MVのシーンにもあるように、永遠の別れを前にして愛する人に気持ちを告白する曲なのでしょうね。切ないメロディに乗せてつぶやくように歌われる愛の告白がなんとも胸を締め付ける感じがします。
MVは松本零士氏とDaft Punkによるコラボ制作『インターステラ5555』という映像作品の中盤におけるワンシーンです。松本零士氏の大ファンだというDaft Punk側の強い希望があって製作された映像作品だそうです!
Youtubeに投稿されたコメントに、この曲の映像世界を端的に表した秀逸なものがありましたので、併せてご紹介致します。Royさんという方によるコメントで、6年前に投稿され、2万以上のいいねがついています。
this song combined with this video makes me feel really weird, like a sad weird
it's like finding your soul mate, but you're not able to be together. and before you part forever, you both share a brief surreal experience in another reality, where everything matched up perfectly.
Compatible souls, wrong bodies, wrong place, wrong time.
この曲がこの映像と組み合わせられると何だかすごく不思議な気分にさせられる。悲しくて奇妙な感じだ。
いうなれば、まるでソウルメイトを見つけたもの同士、だけど一緒になることはできなくて、永遠の別れを前に、ほんの短い間だけ、別な世界で二人が超現実的な体験を交わすんだ。そこではなにもかもつり合いがとれていて完璧にうまくいっている。
運命の相手、正しくない身体、正しくない場所、正しくない時間。
Royさんによるこの解釈が私はとても好きです。
魂ではお互いに強くひかれあっているのに、現実世界のさまざまな制約から決して一緒になることはできない二人。あるいはあり得たかもしれない世界で、ほんのつかの間だけ幸せな時間を共有する、そんな夢のようなひと時。
昔から人を魅了してきたラブストーリー(あるいは悲恋物語)には必ずこの要素が含まれていますよね。人がラブストーリーに対して切なさを感じる根源の部分なのかもしれません。
アルバム『Discovery』は2001年の作品ですが、いまも色あせない名曲ぞろいです。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。(^^♪