David Guetta, Martin Garrix & Brooks - "Like I Do" 2018
Baby, I think of you
When I'm all alone and it's half past twoベイビー あなたのことを思ってる
午前2時半 わたしがひとりぼっちのときに
Bet you think about it too
Ain't nobody love you like I do (like I do)あなたも同じ気持ちなんでしょ?
誰もあなたをこんなには愛せないよ(わたしのようには)
Baby, I think of you
When I'm all alone and it's half past twoベイビー あなたのことを思ってる
わたしがたったひとりになる午前二時半に
Bet you think about it too
Ain't nobody love you like I doあなたも同じだって知ってるの
いったい誰があなたをこんなに愛せるっていうの?
Like I doいったい誰がわたしほどに
EDM界の超有名DJ、超豪華3人によるコラボ曲♪
初披露は2018年。インド・ゴアで開催されたTimeOut72 Festivalにてオランダ出身の世界的に有名な若年DJ(当時22歳)Martin Garrixによって演奏されたとのこと。2018年といえばMartin Garrixが世界のTOP DJ第1位として君臨していた時期。なんという才能の塊だ。
短い歌詞にこめられたメッセージから底知れない思いの強さ・苦悩の深さを感じさせるそんな一曲。
公式(Lyric Video)の映像では、唇や体の動きとともに語られる二人の女性にまつわる物語が、本曲の疾走感あるリズムと組み合わさって純粋な感情表現となって映し出され、強い没入感のある映像体験になっています。
EDM曲には抽象的なMVがつけられることが多い気がしますが、このMVは「EDM印象派」(と勝手に呼んでいます)の傑作ですね。
誰しもの心の中にある感情に対する解釈や見る目さえも根本的に書き換えてしまうような、力強い印象が映像と歌詞とリズムからダイレクトに伝わってきます。
ちなみに歌詞4行目のライン、公式には「Ain't nobody love you like I do」となっているのですが、私にはどうにも「Can nobody love you like I do?」と発音しているように聞こえます。前者であれば、「誰もあなたをわたしのようには愛せっこないよ(断言)」と言い切りとなるのに対し、もし後者なのだとすると、「いったい誰がわたしのようにあなたを愛せるっていうの?(反語)」となり、より意味が強調されるかと思います。後者は疑問形ですが末尾が下げ調子なので反語の文意を言い切る感じでしょうか。
曲の世界観からみて私は断然、後者であってほしいなとおもいます。(和訳では後半パートをそうと解釈してみました♪)
さらにいえば「half past two」の部分。もちろん意味としては時刻の「2時半」(人が孤独を感じるのは深夜だと思うのでここでは午前2時半)と理解するのが妥当じゃないかとは思うのですが、字面からは二者間の双方向の思いがその中間点に到達しているというイメージも湧き上がってくるように思えます。短い歌詞にこれだけの含蓄を込められるとは、素晴らしく完成度の高い歌詞だと思います。
発表当時から私のプレイリストに長く入っている単に「好きな曲」の一言で片付けるには(自分にとっては)陳腐すぎるほど、私の音楽生活に欠かせない一曲です♪
ここまでお読みいただきありがとうございました♪