other voices

洋楽歌詞の和訳や映画のことなど🎵

もうすぐ2022年が終わってしまう/地球上のランダムな異性からデート相手を見つける試み

可視化された猫

今年はたくさん遊んだ一年だった。

33歳にしてカメラを始めたことが思いのほかいい効果をもたらしていると感じる。その時、その瞬間に自分が感じた光をより正確に仕留められるようになったことで、あとから見返したときに自分の感情や記憶をより正確に整理できるようになった。記憶の補助媒体としての写真。まだ1年目であれこれと手探りしつつではあるのだけど。記憶を留めるというよりは感情を留める機能としての写真、ということはあるのかもしれない。

私生活はといえば、本当に驚くほど変化のない一年だった。いや、それなりの変化はあったとしても、ありとあらゆることがものすごいスピードで私の周りを通り過ぎてゆくので、ひとつひとつ覚えておくことが難しくなっているだけなのかもしれない。

でも多分、人間は、人生はそんななのかもしれない。眼の前で起こる出来事をぼーっと眺めている間に一生が終わるのかもしれない。以前は恐ろしいだけだったそのスピード感に身を任せられるようになると、これはこれで心地よいものだとも思えてくる。

とはいいつつそろそろこの変化のない独身生活にも飽きてきたこともあり、今年はマッチングアプリを始めた。職業柄、内勤の日が多く、出会いが非常に限られるので(まあそれはよく使われる言い訳だとしても)、自身の出不精な性格もあわさり、さらにこのご時世で、ここ数年ほど新しく人と知り合う場からは遠ざかった生活を送っていた。

アプリの「ちから」は実際すごい。非現実的ともいえる量と速度でたくさんの出会いらしきものが目の前に現れては消え、現れては消えた。アプリ経由でなければ絶対に知り合えない人たちとも知り合いになれることができた。しかしアプリはシビアだ。殆どは最初にメッセージを数回やりとりするとお互いに興味を失って連絡が途絶えるパターンに落ちる。はじめは楽しいのだが「このカオスから自分に合う相手を見つけ出す確率とは?」という自問の声が大きくなると中断し、またしばらくあとに退屈して再開、のサイクルを繰り返している気がする。

心をオープンにしてすべてのチャンスを受け入れるつもりでいたので、とりあえず相手は日本国内には限定しなかった。そもそもマッチしても話を続けられる人というのは非常に限られていて、そんな人が地上に一人でも見つかればいいかなというのがはじめの動機だった。地球上のランダムな異性からデート相手を見つける試みを一度やってみたかったというのもある。THE無謀。

メッセージのやりとりでよそよそしい感じとか違和感がいつまでも残る人とはいずれうまくいかなくなるだろうなという思い込み?もあって、とりあえずメッセージを続けられる人を中心に今も模索している。

で、実際に一人くらいはいた。オランダ人。笑。朝から晩までメッセージをやりとりしても退屈しない相手とマッチしたかと思えば相手はオランダ人…地理的に遠すぎる。しかしこの人とはまだやり取りを続けている。おはようからおやすみまで途切れることなく何かと話し合っていて、たまに長時間電話もしている。が、発展する気がしない。地理的に遠すぎる人とのやりとりって実際どうなのか…まだわからない。時間の無駄と言われればかなりの確率でそうだし。1万キロ離れた彼方に相性がいいかもしれない相手が実際存在するのかもしれないし。という幻想かもしれないし。でも私に海外移住願望はないのでやはり時間の無駄…と言われればやっぱりそうなのかもしれない。なんだか迷走中。まあでも、欧州在住の彼の視点から世界で起こるあれこれの話を聞くのはそれなりに新鮮であるのと、用いる言語が違ってもホモ・サピエンスは地球上のどこにいようとも大体同じようなことを感じ、同じようなことを考え、同じような行動を起こすのだという当たり前の事実にもあらためて気付かされる。

今はまだ多少楽しいのでアプリはもうしばらく続けるつもり。

 

2023年は何をしようか?

まだまだ人生でやってないことが多すぎる。10年棚上げしていた水彩画を始めたいな、でも時間が…いやいや時間は作るのだと今は仕事納めのワイン片手にぼんやり考えてる。

それから半年前に書いた小説をスティーブン・キング方式で長時間放置してみたあとに読み返したところ、本当にだめだめで、あとからパラグラフを入れ替えたりしたせいで感情の流れがぶちぶち切れていて、とにかく「なんだこれは」となり家電の取扱説明書を読んでいる気分になった。かたや、後先考えずに(?)勢いだけを頼りに脳内の映像を文章に落としただけのものは非常に良くて、半年の時間を経てもわくわく読めた。そもそも自分が好きなものを自由に書いてるから、あとから読んでも好きなのは当然なのであるのだけれども。

あとから色々気になるだろうけども、書いたものは「書こう!」となったときの勢いみたいなものが非常に大事なんだなとひとつ学んだ。修正はほどほどに。

 

なにはともあれ。

今年も、おつかれさまでした。

 

今年も元気でいてくれてありがとう

 

マッチングアプリの話で2022年を締めてしまいそうになったので最後にお気に入りの観葉植物の写真でも。

ヒルデウィンテラという紐サボテン、大のお気に入りの株で7年近く育てている。この種類は棘がふわふわでとにかくかわいいのが特徴。油断すると刺されるが。

ヒルデウィンテラ

 

ヒルデウィンテラ

年々メデューサっぽく成長中。この無秩序さがたまらなくかわいいものの、一体どこまで紐が伸びるんだろうか?という一抹の不安も覚えるのが魅力の観葉植物。(実際1m以上は平気で伸びているのを見たことがある)